薪ストーブがつくる物

暮らし

私たちが愛してやまない薪ストーブは、木を燃やし暖をとるいたって シンプルなストーブです。マッチと薪さえあれば至福の時をもたらしてくれます。 薪ストーブのまわりには生活があります。 ストーブの上ではスープがコトコト音をたて 雪遊びから帰ってきた子供の濡れた手袋を乾かし夕食は家族みんなでピザづくり。 揺らめく炎を見ながら囲む食卓は格別で、火は人の心を和ませます。 薪ストーブが生み出すものは、家族の会話や笑顔であり団欒や休息です。 そんな家族の生活を子から孫へと繋ぎ、歴史を刻んでくれます。 何気ない日常をゆっくりと大切な人と一緒に過ごしませんか?

休息

薪ストーブが他の暖房機器と違う点は電気や灯油を使用しない事だけではありません。 ファンやモーターの回る不快な音はなく、時折聞こえるパチパチと木が弾ける心地よい音だけです。 不規則に揺らめく薪ストーブの炎を見ているだけで心が和み日々の疲れを癒してくれます。 薪ストーブは他の暖房機器とは違い部屋の空気ではなく、床・壁・天井といった部屋そのものを暖め、 発する熱も遠赤外線により身体の芯から温めてくれます。 人類が何万年と慣れ親しんだその暖かさはとても心地よく、眠たくなるようなやさしい暖かさで家族を包んでくれます。

料理

薪ストーブの魅力の一つとして欠かせないのが料理。 天板では、煮込み料理やスープ、トーストを焼いたりご飯だって焚けちゃいます。 炉内では、定番のピザ・焼き芋はもちろん。おやつにクッキーやパイなど クリスマスには鳥の丸焼きはいかがでしょう? ウォーミングシェルフでつくるドライフルーツやヨーグルトはとても簡単。 荒々しい男の料理もさっとひと手間で出来て、ちょっとオシャレな女性の料理も出来ます。 他の家庭にはない、ひと味違ったおもてなしができるのも魅力のひとつです。

子育て

薪ストーブで得られるものは冬場だけに限ったものではありません。 最近はどれだけ手間をかけないように指先ひとつで手に入るかを求める時代です。 本物の火を見た事の無い小学生って意外に多いんです。 どんな製品にしろ、危ない・手間がかかる・面倒くさい・苦労という言葉を悪者にしますが、 本当に≪楽≫に慣れ親しんだ生活が子供の成長にとってプラスなのでしょうか? お手伝いをして、お小遣いをあげるのも必要だと思います。 しかし、お金ではなく『やって良かった。』と心から思えるものもあっていいと思います。 春は割った薪を子供たちと一緒に積み、乾燥させ 翌年の秋には冬に備え家の近くに積み蓄えます。 薪を運ぶ途中、手にトゲが刺さったり、割った薪の中から 虫が出てきてビックリしたり、せっかく積んだのに崩れてしまったり...。 子供たちは一喜一憂しながら様々な事を体験し学びます。 数ヶ月後、雪が降りしきる氷点下の日、ピザを焼きながら 『あの時頑張ってお手伝いしてくれたおかげでこんなポカポカの家で 楽しく生活できるんだよ。ありがとう。』 その一言で子供が心で感じ得るものは果てしなく充実し より体感できるものではないでしょうか?

危険な物は無い方が良いに決まってます。 しかし、火は単に危険な物だけではないはずです。 危険を知って敬遠するのと本当に危険なのかを知らずに育つのは大違いだと思います。 人類が何万年と生活を共にし、慣れ親しんだ≪火≫は子供にとって決して不利益なはずはありません。